LomoMod No.1を個性的なカメラにデザインする

LomoMod No.1 はトーマス・サットンの19世紀の発明にインスパイアされ、中判カメラを自作できるという楽しいDIYプロジェクトでもあります。ダンボールカメラというアイデアは新しいものではありませんが、様々な絞り、フラッシュ用のPCソケット、三脚穴、ケーブルレリーズ、そして80mmの液体レンズなどのたくさんの機能が搭載されています。この唯一無二のカメラに長年のロモグラファーたちがどのようなカスタマイズをしたのか見てみましょう!

Credits: pearlgirl77pierredeschampskcb7-11painkiller1990 & queershootsfilm

FilmstripFlips の名前で活動するAllan Malubayはフィリピンのアナログおよびデジタル写真で頼りになるカメラ技術者の一人です。電子工学と機械工学のバックグラウンドを持つ彼は、友人のカメラを修理し始め、その後すぐに口コミなどを通じて、現在ではキャンセル待ちができるほどの修理サービスを行っています。LomoMod No.1 を組み立てる時は、急がず時間をかけてやることが大切だと言います。カメラが組み上がったら色をつけて、ファインダーもカスタマイズできます。

このカメラは考えさせてくれる。考えるという行為が今の時代失われつつあるのかもしれない。LomoModはとても実験的なカメラなので長時間露光やコントラストが強いシーンで使ってみたいし、液体レンズも色々試してみたい。
Credits to FilmstripFlips

ビジュアルアーティストのNatascha Lumaynoは普段はデジタルでさまざまなメディアのレイアウトやデザインを手がけていますが、彼女の創造力を発揮してアナログ的なことに挑戦するのも好きです。LomoMod No.1に興味を持った彼女は独自のスタイルでこのDIYプロジェクトをやってみました。パーツに裏表がないことを利用していつもと逆の面を使い、カメラのボディに自分なりのアレンジを加えてみました。

予測できないところがいい!LomoModで撮った写真は全てがサプライズ!基本的にどんな液体でもレンズに入れることができるので、入れる液体によって予測できない写真が出来上がるのがとても楽しいです。
Credits Natascha Lumayno

Lexy Ho-Tai はLomoMod No.1に明るく気まぐれなグラフィックを描き、カラフルなキャラクターたちを生み出しました。スケッチや下書きをする代わりに直接カメラに落書きをして、その流れで作品を作り出しました。彼女の遊び心溢れるスタイルは、実験的で同じく遊び心溢れるカメラと相性が良くカメラをより際立たせています。

型にはまらないキャンバスの上でいろんな角度から描けるのはとても楽しくて、予測不可能なものがたくさん生まれてきます!
Credits Lexy Ho-Tai

もしベルリンに行った時に個性的なネオンアートを見ことがあるなら、Valeryia Losikava's の作品を見た可能性が高いです。テープアーティストの彼女は、カラフルで刺激的で複雑な作品を通して、個人的なストーリーを作り出しています。海にインスパイアされた彼女は、LomoMod No.1に紫外線で光る深海生物やサンゴを加え、カメラのダークなキャンバスを引き立てています。

リサイクルもとても簡単で、環境に優しい素材からカメラを作ることができるというコンセプトがとても気に入りました。まだフィルムカメラを使いこなせていないので、近いうちに試してみたいと思ってます!
Credits to Fabifa

この記事を読んだみなさんもLomoMod No.1 をゲットして、自分だけのカメラをデザインをしてみてください!


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2024-08-30 #gear #文化 #people rocket_fries0036 の記事

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