中判フィルムで撮るべき理由を解説
1フィルム写真でできる新しいことをお探しですか?そんな方は35mmフィルム一旦置いて、中判フィルムを使ってみてはいかがでしょうか? 中判フィルムの世界は全く新しく、驚きの連続になるでしょう。このマガジンでは中判フィルムを試してみる理由や、撮り方のコツなどをご紹介します。
撮影がゆっくりになる
マイナスな響きがしちゃうかもしれませんが、捉え方次第かもしれませんね!特にスナップ感覚でたくさん撮る人にとっては少し恐れ多いかもしれませんが、35mmフィルムカメラに比べて中判カメラは大きく、自動巻き上げのカメラはあまり多くないので、必然的に撮影のスピードがゆっくりになります。これは全く悪いことではなく、1枚1枚に費やす時間が増え、構図や露出を考えるための時間が増えるということです。
中判を初めて使う方は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。構図、ファインダーの向きなど全てにおいていつものカメラと違います。ただ慣れてしまえば、中判フィルムをより楽しむことができます!
写真1枚に対する考え方が変わる
いつも使っているカメラと全く違うので、必然的にシャッターを切るまでの時間が増えます。35mmに比べて中判フィルムのサイズは大きく、その分構図の中に含まれる範囲も増えます。今までは考える必要の無かった範囲まで構図を考える必要があるので今まで以上にシャッターを切るまでの時間が増え、よりよい写真に繋がります。
より細部まで写しとることができる
中判フィルムの強みはなんといってもその大きさ。 6x4.5は35mmの約2.5倍の大きさで、その大きさ故の利点がいくつかあります。より細部まで写しとることができること、少ないノイズ、そして滑らからなトーン。中判フィルムで撮った写真は35mmフィルムとは比べ物にならない美しさがあります。写真のクオリティを決める上でもう一つ大切なのがレンズです。中判カメラのレンズは35mmフィルムカメラのレンズよりも高品質な物があるので、それも中判の魅力とも言えます。
正方形でも撮れる
新しいアイデアやインスピレーションは新しい事から生まれることがしばしば。いつもの見慣れた35mmフィルムの構図から抜け出して、スクエア構図で撮影してみませんか? いつもとは違う見方で、新しい発見があるかもしれません。もちろん、最初は慣れない構図で苦労するかもしれません。いつも通り簡単であることは良いことだけど、挑戦なしでは新しい発見や上達はありません。見慣れない世界は少し怖いかもしれませんが、"慣れ"から一歩抜け出して、新しいことに挑戦してみてください!
中判フィルムカメラには色んなデザインがある
中判フィルムカメラには本当にたくさんの種類がありますが、DianaやHolgaを想像する方も多いんじゃないでしょうか? 35mmフィルムに比べて少し難しいイメージがある中判フォーマットをより身近で楽しい存在にしたDianaは現在もDiana F+としてロモグラフィーで販売されています。様々なカラーバリエーションがあり、持っているだけでも楽しいカメラなのは間違いなしです。もちろん、もっと本格的に中判フィルムでの撮影をしたい方はBronica、Yashica、Fujiなどの中古カメラを探してみてください。
大きさも、学びも、画質も、35mm以上の中判フィルムをぜひ使ってみてください!
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