Lomokinoで撮るショートムービー:Gary Robertsへのインタビュー
1 Share Tweetライターやディレクターとして活躍するGary Roberts。彼の作品に登場する主人公の夢の中の世界や、記憶を表現する手段としてLomokinoが使われています。
Gary Robertsが監督したショートムービー、”Memories Lost To Sleep”。本編でLomokino が使われた背景に迫りました。
── こんにちはGary! まずは自己紹介をしてもらえますか?
僕は普段ロンドンを中心に、ライターやディレクターをしています。最近はミュージックビデオやBBC、Google、SAMSUNGといった企業向けのコマーシャルムービーやショートフィルムの制作にも取り組んでいます。
── どうして今回、Lomokinoを使おうと思ったのですか?
記憶って実は、私たちが想像している以上に曖昧な存在なんです。そのソフトさはまるで、シネマスコープで撮影された、ロマンティックで美しい古き良き映画のようです。だから「記憶」を描写するために、いつもとは違った手法や技術を探し求めることに重視しました。
カレッジに通っている時からロモグラフィーのカメラは使っていて、Lomokinoはとても気になっていたんです。だからフォトグラファーのAlick Cotterillや、プロダクションデザイナーのMimi Winsorにも紹介して、、。「このカメラは完璧だ!」ってね。そしてお互いの日常など撮り溜めた動画を、今回主演を演じてくれたRobyn Rainsfordの夢の中として描くことにしました。
またLomokinoで撮影するとしたら、どのような作品を作りたいですか?
Lomokino の表現力の限界に挑戦してみたいです!どんなストーリーにマッチするのか模索したり、次回はぜひこのカメラで全編撮影したいですね。色々な表現方法に取り組めそうでワクワクします。でもその前に大量の35mmフィルムを用意しないといけないですね(笑)
── 次回作品の予定などはありますか?
今まさに、木にヘッドフォンをつないだ女性のショートフィルムを、制作に取り掛かろうとしているところです。今回の「Memories Lost to Sleep」と、僕の最初の作品である「The Problemless Anonymous」を掛け合わせたようなイメージですね。SFやシュールレアリスム、アブサーディズムの融合を目指しています。
2020-03-03 #ビデオ
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