ピンホール ロケット: フィルム箱をピンホールカメラにする方法
2 7 Share Tweet前に投稿したテクニックをアップデートしました。
普段は使えないフィルムの空き箱をスーパーワイドなパノラマカメラにする方法をご覧にいれちゃいます。!
しかもスプロケット穴まで写るんですよ!?
さぁはやく空いたフィルム箱を準備して!
必要なもの;
- 35mmのLomography filmの空き箱
- 35mmフィルム1ロール
- フィルムの切れ端のついた35mmフィルムの空になったキャニスター(フォトラボにいって、くださいって言えばもらえるよ。どうせ捨てるものだから、もらってもらえたほうがお店も助かるしね!)
- アルミ箔(私はジュースの空き缶から取りました。)
- 針
- ペン/鉛筆
- 黒のマーカー
- 定規
- はさみ/クラフトナイフ
- 黒のテープ
- テープ
- 黒いカード
- クリップ
まず、フィルムの空き箱を手に取ります。(私はISO 800の箱が他のよりちょっとだけ大きくて丈夫だったので、それにしました。)そして、図のように底にハサミをいれます。
次に箱が重なっているところを縦に切っていきます。
広げてみましょう。
長方形のなかに図のように対角線を引いて、真ん中のところに小さな正方形を書きます。そうしたらその正方形をクラフトナイフで切りとりましょう。
蓋の部分の余計なところを切りとります。
箱の上部の取手の部分にある、余計なところも図のように切り落としましょう。
黒のマーカーをつかって、箱の内側を塗ります。(内側での光の反射をおさえることで、写真のクオリティーが上がります、)
ピンホールの作成
アルミ箔を真四角に切りとります。2cm×2cmで十分でしょう。そして、できるだけ正確に中心に穴をあけます。針をほんのちょっと押し込むだけでいいです。できるだけ小さな穴をあけましょう。
比較的、より小さいピンホールのほうが写真のクオリティーがシャープになります。
アルミ箔を箱の裏側から正方形の穴にそろえて、黒のテープで固定します。
箱を折り畳んで、元の形に戻します。ハサミをいれた所にテープをしましょう。
フィルム装填
未使用のフィルムのヘッダー部分を切りとります。
未使用のフィルム(左側)と空のキャニスター(右側)をテープでとめます。空のキャニスター(右側)のスプールを回してみて、フィルムがスムーズに巻き取られるかチェックしましょう。
箱の後ろ側を正面にして、フィルムを箱のなかにいれていきます。未使用のフィルムが左側、空のキャニスターが右側であることを確認してください。
次に、箱の前を正面にします。空のキャニスターを出したら、箱に蓋をしてテープで閉じます。
フィルムがスムーズに動くだけの隙間があるかチェックしましょう。必要なら蓋をあけて、切るなりして調整しましょう。
フィルムにテープをしてその場所に固定します。この時にキャニスターの端が箱のぴったりくっつくようにしてください。
箱のなかの緩んだフィルムを巻き取り、箱に蓋をしてテープをとじ、キャニスターを同じように取り付けます。
必要なら切りって形を整えましょう。
シャッター作成
黒いカードをおよそ2cm×8cmに切り、真ん中に0.5cm x 0.5cmの小さな正方形を作り切り取ります。
次に、図のように正方形の両側からだいたい1~1.5cmの位置にスロットに作ります。スロットは縦1cm 幅1mmほどにしましょう。
カードの残りを、8cm x 1cmのサイズに切ります。
図のように、新しく切りとったカードを注意しながらスロットに差し込みます。
反対側のスロットから出すようにします。
カードが左の端でそろう位置で止めます。
ペンを使い、真ん中の正方形の部分に印をつけます。
カードを抜き取り、印にそって正方形を切り抜きます。
もう一度黒いカードを差し込んだら、シャッターの完成!
右に引っ張ってみてちゃんと動くかテストしましょう。(解放状態)
これを先ほど作ったフィルム箱に取り付けます。シャッターの穴がカメラ本体のピンホールと重なるようにしましょう。
もう一度シャッターを試してみて、ちゃんと機能するかたしかめましょう。
空のキャスターの底面から、紙かテープをいれ、テープ巻き取りの際のテンションが上がるようにします。ゆっくりとフィルムを巻き取ってみて、調整していきます。巻き取ったあとに、スプールが勝手に動かないようであれば、成功です。
あと残りは、箱を黒いテープで覆うだけです!
側面からテープしていきましょう。フィルムスプールの辺りにテープするときは注意しましょう。目的は、フィルムが出入りするところから光が漏れるのを防ぐためですが、同時にスプールが自由に動けなくてはいけません。
テープし終わりましたね!
最後にクリップを巻き取り側のフィルムに取り付けて、ピンホールカメラの完成です!
1フレーム分のフィルムを送り出すには、クリップを半時計周りに2回と半分回せばOKです。
撮影
ピンホールカメラを使う場合は、露光時間を決めるのに、ネットのピンホール計算機を使う人が多いです。私もそれをオススメします。でも、今回テスト撮影したときには、ただ頃合いを見計らっただけです。もちろん、いい結果になりますようにって祈りながらね(^_^)
私のピンホールカメラを使うときには、日中はISO200のフィルムにしています。だいたい1~20秒かそれ以上の時間露光していますね。
私の写真をみてもらえば分かる通り、カメラは思っていたよりもワイドな写りをしてくれました。前にあるもの全部フレームに入っちゃう感じですね!!
このカメラで撮影した写真は ここ と ここ から見ることができます。
最後まで読んでくれてありがとう!
こんなクレイジーなアイデアを楽しんでくれることを期待してます。
またね!
2013-02-24 #gear #チュートリアル #camera #tutorial #tipster #panoramic-pinhole-home-made-sprockets-film-box-camera lostlittlekid の記事
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